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3.22017
3月3日は「桃の節句」ですね。
みなさんこんにちは! 漢方専門の火の鳥のブログ担当です。
2月の月末は、生薬の仕入れなどのため、お休みをさせていただき、
みなさまにはご迷惑をおかけいたしました。
おかげさまで、ご来店いただけるお客様に提供するための「最高の生薬」を
無事に仕入れることができました。
3月となり、漢方専門の火の鳥はパワーアップしてまいりますよ!!
さて、明日の3月3日はひな祭り、そうです「桃の節句」ですね。
また、数字の「3」が重なることから耳の形に似ているとかで「耳の日」
ともいわれているようです。
それとの関係があるのかないのかわかりませんが、「耳鳴り」のご相談も
増えてきておりますね。
ここからが本題です。今回はその「桃の節句」にちなんだ生薬を紹介したいと思います。
真っ先に思い浮かぶのは「桃の葉」、入浴剤なんかにも使ったりしますよね。
でもそれだけでなく、桃の種も立派に生薬として使われているんですよ。
その名も「桃仁」です。
「桃」は邪気を取り除く力をもっていると考えられていたため、古来から桃に関する
説話が多く、「桃の果実」は不老不死の力を持つ仙果として取り扱われてきたようです。
生薬の古典でもある「神農本草経」では下品に「桃核仁」として収載されております。
そして、その桃仁の薬効の中には、活血化瘀薬として活血祛瘀、潤腸通便の効能があると
記載され、月経痛等の瘀血を伴うような婦人病、打撲、内出血、疼痛等に対して、漢方方剤
に配合されているのです。
その「桃仁」が配合されている方剤のなかでも有名なのが「桂枝茯苓丸」「桃核承気湯」といった
処方です。
この処方は「駆瘀血剤」として用いることが多く、その古来から活用されてきたということは、
人類の長い歴史の中でも「瘀血」という、血の巡りに関した病との関連性をもうかがわせますよね。
そうなのです、この「瘀血」にまつわる相談というのも実際のところ多いものなのです。
この「瘀血」に関する症状~月経痛や頭痛・肩こりなどで、もう悩みたくない方、
漢方での改善を考えてみてはいかがでしょうか?
ご来店してのご自身の体調のご相談に関しましては、
こちらからご予約ください。
あなたのためのご相談のお時間をしっかりと確保いたしますよ。
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