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【症例報告】不安症の改善例

不安症

今回は「不安症」の方の症例報告をします。
(※プライバシーに配慮し、一部の情報を変更しております)

ご相談者は40代女性です。

【症状と経緯】
数ヶ月前に海外から帰国したのだが、どうにも身体が硬直し、フラフラする時あり。
新しい心療内科に通い始めたものの、成果はこれといってなし。
その他、喉の痞え、掌のほてり、不眠などの自覚症状がある。
漠然とした不安が拭えない日々から解放されたい思いで、先に漢方治療を始められたお母様の紹介を受けて来店されました。

【体質】
食欲がなく、「口の中が常に苦い」感覚あり。
何かの拍子にイライラが爆発することあり。
血液検査で貧血気味と言われている。
舌候はやや湿潤傾向で白苔あり。舌下静脈はほんのり見える程度。

【実際の提案と経過】
自律神経の働きを司る「肝」が異常な状態「肝気欝結(かんきうっけつ)」を呈し、そのために体に熱がこもりやすい体質になっていると考え、柴胡(さいこ)や厚朴(こうぼく)をはじめとした肝気の巡りを良くし、肝熱を冷ますような生薬類を調合しました。

4ヶ月が経過した頃から身体の硬直感から解放され、7ヶ月目にさしかかる頃には睡眠にも改善がみられたそうです。
また、当時心療内科で処方されていた睡眠薬の減薬にも成功し、薬の負担が減った事に安堵されていました。

喉の痞えなどの周辺症状もなくなり、心療内科への通院も解除されるなど心身の全体的な改善が見られた事を確認し、1年半の治療期間を経て卒業されました。(報告おわり)

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