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8.32020
夏の漢方相談あれこれ①【皮膚炎・肌トラブル】
梅雨明けしましたね!
実に待望の梅雨明けです。
今年は本当に長かった。。。
ジメジメして心も体も調子が落ちていた方が多いのではないでしょうか。
わたしも洗濯物が外に干せずストレスたまりました(苦笑
さて、夏の漢方相談について何回かに亘って書こうと思います。
まずは【皮膚炎】や【お肌のトラブル】
どちらも季節問わずに多いものではありますが、
夏が一番多い印象があります。
どうしても肌の露出が増える夏。
さらに強い紫外線や汗などが刺激になり悪化。
そんなこんなで夏でも長袖、長めのボトムス。
とにかく皮膚・お肌に問題を抱えている方にとっては、
夏は本当にイヤーな季節なんです。
漢方薬による皮膚トラブルへの対応は大きく分けて2つ。
①【とにかく炎症を落ち着かせる】
炎症を抑えていくような生薬の組み合わせで、
燃え上がっているものを火消しするイメージ。
ざっくりと「清熱薬」といわれる生薬はいくつもあり、
その方その方の体質や症状によって絶妙な選択が必要となります。
②【根本的に皮膚の環境改善をする】
簡単に言えば、体質面にフォーカスした手法です。
上述の清熱薬などももちろん並行して考えはしますが、
もっと根本にはどんな問題があるのかを掘り下げてアプローチします。
その結果、強い冷えや水分代謝の異常(水毒,水滞,痰飲など)が見つかれば、
夏場といえども温める薬方を選択する場合もたくさんあります。
実際には上記①と②を組み合わせたりすることが多いのですが、
その場合もどちらに重点を置くかはじっくりと検討します。
ちなみに皮膚トラブルであれば当店てづくりの軟膏「紫雲膏」や「中黄膏」も、
併用してもらうのに最適です。
特に夏場はやはり抗炎症系である「中黄膏」が人気ですね。
「手づくり漢方火の鳥ヤフーSHOP」
https://store.shopping.yahoo.co.jp/kampo-hinotori/
相談をしていると意外にも「夏こそ身体が冷えている」という方が多いのです。
冷たい飲食物・過度の冷房などなど。夏でも身体を冷やしてしまう要因は多いものです。
「水分とった方がいいの?」
「温めた方がいいの?」
「どんな食べ物がいいの?」
薬局火の鳥では上記のような養生の疑問にもお答えしながら、
オーダーメイドの漢方療法をご提案しております。
店舗は東京都多摩地域、立川・昭島・日野市にございます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
各店通常通り営業しておりますが、
外出等自粛の動きがございますので、
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