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夏の漢方相談あれこれ②【多汗症】②

汗

暑いっっ!!

今日はまた一段と暑くなりましたね(^^;)
ただでさえ高温多湿で過ごしづらい日本の夏。

マスクで蒸れるし息苦しい今年の夏は、
例年以上に体調管理に気を使うべきだと感じています。

そんなこんなで熱中症対策はもちろん、
前回の記事でも書いたとおり、
皮膚トラブル(皮膚炎、汗疹、虫刺され、日焼けなど)などが、
夏の漢方相談の大勢を占めています。

他に夏特有に多いお悩みがズバリ…【汗】です。

多汗症やそれに不随する体臭などを気にしている人はかなり多く、
年間通してもそれなりにご相談件数がありますが、
初夏~秋にかけてが圧倒的にピークです。

汗は皮膚トラブルと同様「見た目」に直接関わるため、
多汗症傾向のみなさんにとってこのシーズンはかなり切実です。

多汗症の漢方治療方法は実に多岐に亘ります。
「多汗症ならコレ」と言えるほど簡単には決まりません。
あくまでも多汗以外の症状や体質から掘り下げて、
適方(適切な薬方)を選ばなければいけません。

それでも多汗症の漢方療法を大きく分けると、
次の2つになります(結構ザックリと分けてます)

①【水分代謝異常の是正】
漢方用語で「水毒」とか「水滞」とか様々な呼び方がありますが、
要するに身体の中で水分の動きが異常な状態のことです。
汗も水分ですから、この問題が原因のことが多いです。
おつくりする漢方も「利水薬」などと言われるものを多く配合します。

誤解されがちですが、この体質の方でも
「水分摂取を極端に控えなければいけない」というわけではないのでご注意を。
必要以上に多く摂ることは避けた方が良いです。

②【自律神経の問題を是正する】
自律神経のトラブルから体温調節がうまくいかなくなって汗の出がおかしくなる方がいます。
「流れるような汗」というよりも「ジトっとした汗」がこのタイプに多いです。
汗のコントロールはある程度自律神経にも影響をうけますので、
自律神経が失調気味の方はそこを改善することで異常な発汗が抑えられるケースがあります。

他にも要因は様々で、アプローチも様々です。
そして漢方の服用と同時に、しっかりとした養生も行うことが肝要です。
どのように過ごせば自分の身体がラクになるのか…。
薬局火の鳥ではそのような養生の疑問にもお答えしながら、
オーダーメイドの漢方療法をご提案しております。

店舗は東京都多摩地域、立川・昭島・日野市にございます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

各店通常通り営業しておりますが、
外出等自粛の動きがございますので、
ご来店を控えようとお考えのお客様には、
お薬を【送料・代引手数料無料】でお届けしております。

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