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12.222016
「冬至」につたわる風習について
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みなさんこんにちは! 漢方専門の火の鳥ブログ担当です。
昨日は12月21日「冬至」でした。
冬至の割には、日中は暖かい一日でしたね。
冬至とは、一年の中で一番日照時間が短い(日中が短い)
日のことです。
つまり、この日を境にして、だんだんと日照時間が伸びていくのです。
いわゆる「一陽来復」として古来から太陽が生まれ変わる日とされて、
健康祈願等の様々な「願掛け」をする事が多かったようです。
そんな中でも、今に伝わる冬至の風習として、カボチャを食べて、
ゆず湯に入るなんていうことがあるそうですが、これにもしっかり
とした意味合いがあるのです。
カボチャ(南瓜、なんきん)にはβカロチンやビタミンA、カルシウム等が豊富に
含まれていて、風邪予防や貧血防止、免疫力の向上といったものに期待ができるのです。
まさしく、これから寒くなる時期にうってつけの食材なのです。
それだけでなく、暑い夏の終わり頃の収穫であるのに、保存性もいいため、この寒い時期の
栄養補給として食べられていたというものなのです。
ゆず湯に使われる「ゆず」も同様です。
βカロチンやリモネンなどが含まれていて、この湯につかることで体の新陳代謝を活発にし、
体中の血行をよくしてくれるのです。体が芯から温まることで、冷えや神経痛、腰痛といった
ものの改善への期待もできますし、βカロチンにはそれだけでなく肌への「保湿効果」も期待
できるのです。まさしく、寒くて乾燥するこの冬にはうってつけのものなのです。
天気は今夜半からの雨の後はまた寒くなるなんていう予報のようです。
寒さ対策は充分にするようにしてくださいね。
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