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アルツハイマー型認知症にも漢方薬!

みなさんこんにちは! 伝統漢方火の鳥のブログ担当です。

今日9月21日は、「世界アルツハイマーデー」だそうです。

1994年のこの日、国際アルツハイマー病協会(ADI)の国際会議で、患者やその家族への支援を進めること等を謳った宣言が採択されました。

アルツハイマー病及び関連の諸障害に関する世界的普及を図るとともに、地球規模での理解と把握につとめ、患者と家族への支援を推進する
ための努力と働きかけを行う日だということです。

アルツハイマーというと、その中核的な症状として「アルツハイマー型認知症」があります。
2年前の記事になりますが、「アルツハイマー型認知症」に漢方薬を応用した臨床応用例があげられていました。
アルツハイマー型認知症の認知機能の障害に対しては西洋薬で対処療法的な薬で対応していても、それ以外の精神症状に
対する西洋薬が「抗精神薬」くらいしかなく、そこへ漢方薬(抑肝散加陳皮半夏)を応用してみたというものです。

この記事がメディアに掲載されたころ、漢方火の鳥でも「抑肝散加陳皮半夏」という処方に関する問い合わせを多く
受けたと記憶しております。

たしかに、認知症のうちの不安や焦燥性興奮、幻覚・妄想、暴力、徘徊などの行動・心理症状に対応する薬剤というと
西洋薬では「抗精神薬」などで、その症状を半ば無理やり抑えることくらいしかないですからね。
そうでなくても、季節の変わり目というのは、私たちの体の、特に自律神経のバランスに大きな影響を及ぼすことは
周知の事実です。その状態をうまく乗り切れないことからも、不安になったり焦ったりするものなのです。

このような症状は、特定の人だけでなく、誰もがなりうる症状のひとつではないかと思うのです。
ただ、その症状の現れ方は個人差があるので、より顕著に出て日常生活に支障をきたす場合もあれば、多少不安な気分に
陥っているだけですむ方までいるかと思います。

生薬棚

このようなときに、うまく漢方薬を活用してみると、案外その症状を悪化させることなく、乗り切ることができると思うのです。
漢方薬は長い歴史の中で、培われてきたものがあるだけでなく、その人その人に合わせて調合することができるものなのです。
それができるのも、「オーダーメイド漢方薬」ならではのものです。

立川・拝島・高幡不動の3店舗を展開する「漢方火の鳥」では、季節の変わり目の相談を強化しております。
ご来店の際は、こちらからご予約ください。あなたのためのご相談のお時間をしっかりと確保できますよ。
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