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9.132016
「十三夜」
みなさんこんにちは! 伝統漢方火の鳥のブログ担当です。
今日は旧暦で言う9月13日、「十三夜」だそうです。
みなさんもご存じの「十五夜」は「中秋の名月」とも言われますが、
この「十三夜」は「後の月(のちのつき)」「豆名月」「栗名月」ともいうそうです。
「十五夜」はその昔、中国から伝わった風習の一つですが、この「十三夜」は
日本固有の風習で、秋の収穫祭の一つではないかと考えられています。
しかしながら、今日の雲行きでは、お月見を楽しめそうな天候ではないようですね・・・
ちなみにこの「十三夜」の過ごし方ですが、団子を13個と、大豆や栗を中心にした、
秋の農作物や果物をお供えします。
そして、「すすき」や秋の七草(萩(はぎ)・桔梗(ききょう)・葛(くず)・撫子(なでしこ)・
尾花(おばな※「すすき」のこと)・女郎花(おみなえし)・藤袴(ふじばかま))をお供えする
のだそうです。
この秋の七草のなかにある「桔梗(ききょう)」は漢方で使用される生薬の一つともなります。
「桔梗(ききょう)」
キキョウ科の多年草、キキョウの根。根にはキキョウサポニンのプラチコジンなどが含まれ、鎮痛、鎮咳、去痰、抗炎症、解熱作用などがあります。漢方では咳嗽、下痢、腹痛などに用いられ、とくに呼吸器疾患の要薬として知られています。またキキョウは他の薬剤の効果を上部の病変部に運ぶ働きがあり、肺など上焦の疾患にキキョウが適しています。効能としては、止咳・去痰・排膿があります。
確かに、空気が乾燥してくると、やたらと呼吸器系の症状が出てくるという方を多く見かけます。
秋口はこの呼吸器系の症状を悪化させている方もいらっしゃいますので、要注意ですよ。
このようなときに、この「桔梗根」の配合された漢方は功を奏しますよ。
立川・拝島・高幡不動の3店舗をもつ伝統漢方火の鳥は、今日も元気に営業しておりますよ。
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