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9.122020
火の鳥の漢方養生【食養生編①】
一時の酷暑は少し一段落しましたね。
もう少しで冷房も使わずに済みそうです。
しかし、暑さの代わりに台風が猛威をふるっております。
被害に遭われた方々には御見舞い申し上げます。
さて、前回の記事でお伝えしたように、
漢方薬服用と同じくらい、
いや、それ以上に重要な「養生」について、
少し掘り下げていこうと思います。
「養生」といっても世の中には様々なものがあります。
代表的なのは「食養生」ですね。
世の中には膨大な「食(養)」に関する情報があふれています。
有名どころから細かいものまで無数にあります。
菜食主義(vegetarianism)という超有名なものも、
食養生のひとつの流派と言えるでしょう。
漢方・中医学を指向する方々の多くは、
「薬膳」というものを推奨していますね。
薬膳で使われる食材には漢方薬に使われるものもあり、
当然体に良いものが多いのが特長です。
ときにコレが間違いを生みます。
薬膳はどこまで言っても食物であり、薬ではありません。
「○○を食べて△△を治す」
という言説が流布されることはあまり良いこととは思えません。
食事に気をつければ健康に良いことは間違いない。
それは誰もが認めるところでしょう。
極力「病」を生まないように、健康を損ねないようにするために、
食事を見つめ直す。それこそが食養生です。
そんなことは大昔から分かっていたわけで、
日本でも昔から食養生は大いに研究されてきました。
日本史上最も有名な養生の本といえば、
貝原益軒先生の『養生訓』ではないでしょうか。
この本には書名通り様々な養生法が紹介されていますが、
食養生についても多くの紙面を割いています。
江戸時代にはどんな養生が流行したのか、
次回以降、少し覗いていきましょう。
薬局火の鳥では養生の知識やアドバイスを提供しながら、
オーダーメイドの漢方療法をご提案しております。
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