ブログ
4.62024
花まつりと甘茶
こんにちは、火の鳥スタッフブログです。
毎年4月8日に行われる「花まつり」は、別名「灌仏会(かんぶつえ)」と呼ばれ、お釈迦様の誕生を祝う大切な行事です。
この日には、甘茶をお釈迦様に捧げる伝統がありますが、この甘茶にはただ甘いだけでなく、いくつかの健康効果があることが知られています。
甘茶とは?
甘茶はユキノシタ科の落葉低木アマチャの葉から作られるお茶です。独特の甘さを持つこのお茶は、砂糖の400倍から800倍の甘さを持つフィロズルチンという成分を含んでおり、カフェインを含まないため、お子様や妊婦さんも安心してお楽しみいただけます。似た名前で「アマチャヅル」という生薬がありますが、こちらはウリ科の植物で、全くの別モノです。
甘茶の効能
甘茶は漢方薬の製造原料としては使用されないもので、火の鳥でも常時は在庫していませんが、お求めがあった場合に入荷可能であればご用意できます。
漢方薬の処方としては用いられませんが、日本の医薬品の辞典的存在である「日本薬局方」には掲載されており、抗アレルギー作用、歯周病に効果を有するとされています。
甘茶の淹れ方
甘茶は、その甘さから濃い目に淹れがちですが、適量は1リットルのお湯に対して約2~3グラムです。濃すぎると中毒の原因になることがあるため、注意が必要です。心配な場合は、ティーバッグタイプの甘茶を選ぶと安心です。
花まつりの日には、お釈迦様への感謝と共に、甘茶の持つ健康効果を思い出してみてはいかがでしょうか。甘茶は、美味しくて健康にも良い、まさに特別なお茶です。この春、新たな健康習慣として甘茶を取り入れてみてはいかがでしょうか。
伝統漢方火の鳥ではお客様一人ひとりの体質や症状に合った漢方薬をオーダーメイドで調合しております。
店舗は東京都多摩地域、八王子・立川・昭島・日野にございます。
ご予約はこちらからどうぞ。
メールやお電話でのリモート相談および全国配送も行っております。
(※海外への発送も再開しております。気兼ねなくご相談ください。)