不妊症の症例(男性・女性)

不妊症・不育症など、妊娠に関するご相談症例についてご紹介します。

症状や疾患について

不妊症・不育症と関連性の高い症状は以下のようなものです。
(当店でご相談の多い症状を中心に)

冷え性、生理痛、生理不順、下腹部痛、慢性頭痛、冷えのぼせ、易疲労、多汗、食欲不振、便通の不安定(下痢と便秘を繰り返す等)

【症例1】不妊症

30代女性。会社員。
<ご相談の経緯>
ご結婚後2年経過するもなかなか妊娠に至らず、いとこが「薬局火の鳥」の漢方薬を服用して妊娠したとの談話から、西洋学的な治療も検討しながら、まずは漢方での相談もしていこうということで、ご予約の上来店された。
<漢方提案と経過>
漢方的診断を慎重に行い、本人の自覚がある冷えや腹痛、生理痛に対応した生薬(当帰・芍薬・桂枝・蒼朮・大棗等)を調合した漢方薬をお渡しした。服用1ヶ月目:「寒い時期であるにもかかわらず、身体がなんだか温まってくる感じ」2ヶ月目:「低温期が35度台だったのが36度台に上がっただけでなく従来の腹痛や生理痛も軽減してきたとのこと。さらに服用開始4ヶ月目には「妊娠できました」という喜びのご報告を頂くことができた。その後も漢方薬を服用し続けていたので、「つわりもほとんどなかった」とのこと。

【症例2】不妊症

30代女性。主婦。
<ご相談の経緯>
妊娠を考え始めて1年が経過した後、婦人科を受診。ホルモン値の異常や特筆するような婦人科系疾患は見当たらず、人工授精などを繰り返し行ったが結果が出ず。他の手段を探して漢方に着目して「火の鳥」にご来店
<漢方提案と経過>
ご本人の自覚症状である冷えやPMS(月経前症候群)、慢性頭痛などから漢方的診断をたて、主に血流改善を目的とした調合の漢方薬をお渡し。服用開始1ヶ月でまず冷えと頭痛の改善を実感。2ヶ月経過時点でPMS症状がほぼ消失。4ヶ月経過した時点で基礎体温の大幅な改善が見られた。そのおかげでご本人もしっかり継続してくださり、初回ご来店日から約半年後、ご妊娠の報告をいただくことが出来た。

【症例3】2人目不妊、貧血

30代女性。主婦。
<ご相談の経緯>
数年前に子宝に恵まれたものの、その後は2人目をなかなか授からない。基礎体温をつけてみると高温期が長く続かないことや排卵期の不調などが気になる。以前月経不順が漢方で良くなったことがあるため、漢方薬局を探して当店へ来店。
<漢方提案と経過>
貧血の自覚と、漢方的にも貧血(血虚などともいう)の所見が見られ、その他冷えの自覚症状もあったため、血を補い・巡らせる漢方薬や体内を温める漢方薬をご提案。服用して2ヶ月で高温期の維持・安定化が確認され、減少傾向だった経血量が増加。服用開始後8ヶ月経過時点で妊娠のご報告。妊娠中も大きな不調はなく、安胎作用のある漢方薬を継続服用中

【症例4】不妊症と伴う精神の不安定

40代女性。自営業
<ご相談の経緯>
ご結婚8年目。なかなか子供を授からず、過去には妊娠するものの流産を2度ほど繰り返している。家庭内でのプレッシャーからか精神面でも多少不安定になり、気分が優れないことも多くなった。精神科に通院しようと検討もするが、やはり妊娠を希望する身としては西洋薬には頼りたくないと考え、ネットで検索し「国産の生薬を常備する」薬局火の鳥に予約の上来店された。
<漢方提案と経過>
精神面も含めて根本の体質もしっかりとお伺いし、漢方薬の調合内容を検討。なかなか子供が授からないという不安から、就寝前の動悸もひどく、眠りも浅いとのこと。
基礎体温の状況もあまり芳しくなかったので、基礎体温の安定化を視野に、自律神経系とホルモンバランスを整える漢方薬をお渡ししたところ、服用1ヶ月後には、なんだか体がポカポカと温まっている感じがするとのことだった。4ヶ月服用後には、精神面とそれに不随する諸症状は消え去っていた。また、採卵のため病院で検査を受けたところ、ドクターに「卵の質が凄く良くなっていますね」と驚かれた。
年齢のことも考慮しつつ、妊娠しやすい体づくりも同時並行で行えるように調合内容をさらに調整。その新しい漢方を服用してからは、ギザギザして不安定気味だった基礎体温のグラフが、理想的な波形を描くようになってきた。その後1日も早い妊娠を目指して、漢方薬は継続服用中。

【症例5】2人目不妊症・不育症

30代女性。パートタイマー
<ご相談の経緯>
妊娠出産を経験するも、2人目を希望しながら3年間が過ぎた。その途中、レディースクリニックでホルモン剤を使用してやっと妊娠するも早い段階で流産してしまった。
漢方でなんとか妊娠しやすい体づくりが出来ないものかと、以前から気になっていた当店へご来店。
<漢方提案と経過>
生理周期は安定しており、生理痛もひどくないが、手足の冷えがある。また、基礎体温表を確認すると、高温期の体温が維持できず極端に短いようである。沢瀉、山薬、大和芍薬など水分代謝や高温期維持などを目標に据えた配合で漢方薬をお渡しした。
服用開始1ヶ月後、高温期に体温が維持できるようになり、グラフがきれいになってきた。続けて3ヵ月間服用したところ、高温期の期間が理想的な形で続くようになった。
さらに3ヵ月服用後に、ついに妊娠のご報告をいただいた。妊娠中の現在も安胎薬としての漢方を服用中。つわりやその他の不調はほとんどなく順調で、もうすぐ出産予定である。
 

【症例6】子宮筋腫・不妊症

40代女性。会社員
<ご相談の経緯>
38歳で同じ歳のご主人と社内結婚。その後3年経つが子宝を授からない。
もともと月経は不順ぎみだったが、仕事のストレスが多いときには生理がない月もある。
4cm大の子宮筋腫があり、手術に抵抗があり、特に処置はしていない。
妊娠に至らなくとも、筋腫だけでもよくなったら嬉しいので、とご来店頂いた。
<漢方提案と経過>
子宮筋腫に対応しながら、同時並行で月経周期を整える生薬の組み合わせ(柴胡・牡丹皮・桃仁・半夏など)をまずは2ヶ月分調合した。
次にご来店頂いたときにはちょうど生理中で、あれから2回生理があったとのこと。
会社が繁忙期であったにもかかわらずその調子だったのでむしろ安定感に驚くほどだった。
その後同じ内容で6ヶ月間服用し、病院で超音波検査を行ったところ、筋腫は1cmに縮小していて、同時になんと胎のうが確認された。
妊娠8週相当との診断には本当に驚き、喜ばれていた。
その後妊娠中も全く同じ内容で漢方薬の服用を続け、無事分娩、出産に至った。

【症例7】男性不妊

30代男性。公務員
<ご相談の経緯>
5年前に結婚、子供を望むも授からず、夫婦揃ってクリニックを受診。
検査の結果、精子の運動率、奇形率に問題があると指摘された。
奥様の検査結果は大きな問題はなかった。
クリニックでの不妊治療を2年続けたが、結果が出ず、
次の選択肢を模索していたところ、漢方に着目して当店にご来店された。
<漢方提案と経過>
問診をしていくと、極度の疲労とそれに伴う胃腸の不和、体の凝りなどが目立った。
漢方用語でいうところの「虚労病」というものであろう。
根本的な体力を立て直し、精子の質を上げるために種々の漢方を調合した。
また、奥様にもより妊娠しやすい体づくりのために、元来の冷え体質と生理前の不調の改善を目標として調合漢方をご提案し、続けていただいた。
服用開始から3ヶ月、お二人の自覚症状で目立っていた「極度の疲労感」と「生理前の不調」が大きく改善。生活の質が上がったとお喜びになっていた。
さらに7ヶ月後には、妊娠のご報告をいただいた。病院治療を行わず、自然妊娠であったという。
奥様は妊娠中の体調のケアと安産のため、ご主人は疲労感の改善や体の軽快さの維持のため、その後も漢方薬をご継続。大きな問題もなく無事に女の子をご出産になり、後日、ご家族3人でご挨拶にいらっしゃった。

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