精神系・自律神経失調症、メンタルのお悩み
メンタルの問題を引き起こす精神系疾患や自律神経失調症はストレスやトラウマなどの心理的な要因、生活環境や社会的要因などによって生じる心の不調で、同時に身体の不調を伴うこともあり、日常生活に支障をきたすことが多い疾患です。その症状は、強い不安感や緊張、動悸、めまい、不眠、食欲不振など多岐にわたります。
漢方医学では心の不調の多くは、
気虚(ききょ:気力の低下、気力の元となる栄養がとれない状態)
気鬱(きうつ:気の巡りが悪く滞った状態)
気逆(きぎゃく:通常の気の流れに逆らって上方向へ突き上げている状態)
といった体質が関係しています。
また、心の不調を治療していく上で、心身の全体のバランスを整えることがとても大切です。
例えば、自律神経は心と身体の働き両方に関わっていますが、どちらかに不調が出ると自律神経を介してお互いに影響しあうため症状がより複雑に、複数出てしまいます。身体の不調には、瘀血(おけつ:血の巡りの悪いもの)、水毒(すいどく:水の巡りの悪いもの)といった体質が関係していることが多く、この体質により内臓の新陳代謝が悪く、めまいや発汗、吐き気、動悸などの身体症状がより悪化しやすくなっているケースもあります。
このようにお客様お一人お一人その原因、体質は様々なので、しっかりと全身的に漢方的診断を行いその方に合わせた漢方調合を提案していきます。
まずは一度、お気軽にご相談ください。