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【症例報告】過敏性腸症候群の改善例


今回は「過敏性腸症候群(IBS)」の方の症例報告をします。
(※プライバシーに配慮し、一部の情報を変更しております)

ご相談者は10代男性です。

【症状と経緯】
小学生の頃から腹痛が出やすく、中学生になってからは毎食後に腹痛が起こるように。
腹痛後の排便は下痢になりやすい。
食事をすると吐き気やげっぷ、胃酸の逆流感が生じやすく、それを理由に朝食は基本抜いている。

【体質】
寝起きにめまいがする。
朝が苦手で、睡眠時間が足りていないとだるい。
甘いお菓子やアイスクリームなどが好き。
舌候はやや湿潤傾向で胖大・微白苔あり。舌下静脈の怒張は軽度。

【実際の提案と経過】
甘いものの摂り過ぎによって胃腸が冷え、弱った状態にあると考え、桂皮(けいひ)と乾姜(かんきょう)をはじめとした、内臓を温め、働きを改善する生薬類を調合しました。
また、甘いものの摂取を控えるよう伝えました。

服用後2ヶ月が経過した頃には起床時のめまいが減り、だるさも改善されてきたそうです。
また、腹痛の頻度もこの頃から徐々に減ってきたそうです。

一方で、体内にこもる熱を冷ましたいのを理由にアイスクリームを食べている事が改めて分かったため、利水(りすい)作用のある茯苓(ぶくりょう)を加えて冷気が必要以上に胃腸に溜まらないよう対策しました。

4ヶ月が経過した頃から電車に乗っても腹痛が起きる事がなく、朝食を摂っても吐き気が生じるといった事もなくなったそうです。

腹痛の心配がなくなり、ワンプレートで食べられるくらいに朝食の摂取も出来るようになった事を確認し、甘いものに頼りすぎない事を約束し、8ヶ月の治療期間をもって無事卒業されました。
(報告おわり)

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