皮膚疾患
昔から「皮膚は内臓の鏡」と言われていますが、漢方でも体内の変化が皮膚に大きく影響していると考えられています。
皮膚疾患を漢方的に診断するとその原因の多くは、瘀血(おけつ:血の巡りの悪いもの)、水毒(すいどく:水の巡りの悪いもの)といった体質により引き起こされています。身体の中で血や水は内臓を動かすのに重要な役割を果たしていますが、これらが乱れると消化や吸収、排泄といった新陳代謝に悪影響を及ぼしてしまうのです。その結果、皮膚の治癒・新生といったことがスムーズにできなくなり、症状が長引いてしまったり、繰り返してしまうのです。
治療を進めるにあたり、発症時期、部位、皮膚の状態は乾いているのか湿っているのか、腫れや痒みはあるのか、季節によって症状の悪化度合いは異なるのかなど状態を詳しく精査し、お一人お一人の体質に合わせた生薬選び調合していきます。
まずは一度、お気軽にご相談ください。