帯状疱疹とは?
帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスを原因として発症する感染症の一種です。過去に感染した水痘・帯状疱疹ウイルスが神経節内に潜伏しており、免疫機能低下や過労、ストレス、などによりウイルスが再活性化すると神経に沿ってピリピリとした痛みや痒み、違和感が現れ、その後2、3日すると紅斑(赤み)や水ぶくれが帯状に現れます。発熱や頭痛、リンパ節の腫れといった全身症状が現れることもあります。
西洋医学では抗ウイルス薬を用いた治療が一般的で症状によっては非ステロイド性抗炎症薬や外用剤を用いることもあります。通常2、3週間で軽快しますが、皮膚の症状が落ち着いた後も帯状疱疹後神経痛、知覚や味覚異常、顔面神経麻痺などが数ヶ月から数年以上残り後遺症に悩んでいる方も多い疾患です。
漢方医学における帯状疱疹の治療
漢方医学では、症状によって様々な生薬が必要となります。
例えば紅斑(赤み)や痒みには血や熱が鬱滞していることが多くそれに対応する生薬を、水ぶくれ、分泌物の多い皮膚症状には主に水分代謝を整える生薬を用いて治療します。
痛みやしびれ、知覚異常などの症状が長引いている場合には、瘀血(おけつ:血の巡りの悪いもの)、水毒(すいどく:水の巡りの悪いもの) 、気虚(ききょ:気力の低下、気力の元となる栄養がとれない状態)といった体質が複数関与しているケースが多く、身体の新陳代謝の悪化により症状の回復が遅くなっています。
そのため全身的に漢方的診断を行いその方に合わせた漢方調合を提案していきます。
まずは一度、お気軽にご相談ください。
このようにお客様お一人お一人その原因、体質は様々なので、しっかりと漢方的診断を行いその方に合わせた漢方調合を提案していきます。
まずは一度、お気軽にご相談ください。