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脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)

脂漏性皮膚炎とは?

脂漏性皮膚炎とは、皮脂腺の密度が高い部位(顔、頭、腋など)に生じる湿疹で、赤み、乾燥、鱗屑が特徴の皮膚疾患です。まれにかゆみを伴うことがあります。皮膚に常在しているマラセチアという真菌(カビ)の一種が関わっているとされ、生活習慣の乱れやストレス、ホルモンバランスの乱れなどにより悪化すると考えられています。
西洋医学では、洗顔方法や食事、休養などの生活習慣の見直し、そして症状によっては抗真菌外用剤やステロイド外用剤などの薬物治療を行います。

漢方医学における掌蹠膿疱症の治療

漢方医学では、脂漏性皮膚炎に特徴的な乾燥や鱗屑には血虚(けっきょ:貧血、血が足りていない状態)体質が関係していることが多く、補血作用のある生薬を用いて皮膚の血行をよくし栄養状態を改善します。また赤み、炎症症状が強い場合には消炎解熱作用(清熱剤)のある生薬や血や熱が鬱滞していることも多いためそれらに対応する生薬を用いて治療します。内臓疾患がある場合には、瘀血(おけつ:血の巡りの悪いもの)体質、水毒(すいどく:水の巡りの悪いもの)体質が関わっていることが多く、身体の新陳代謝が悪化しているため、皮膚の治癒再生機能も低下し症状が長引いてしまうのです。

このようにお客様お一人お一人その原因、体質は様々なので、しっかりと漢方的診断を行いその方に合わせた漢方調合を提案していきます。
まずは一度、お気軽にご相談ください。

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