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ネフローゼ症候群

ネフローゼ症候群とは?

ネフローゼ症候群は、腎臓の糸球体という部分に異常が生じることで、尿中に大量のタンパク質が漏れ出る病気です。
血液中のタンパク質が減少する事により、以下の症状が現れます。

・全身のむくみ(特に顔や足)
・体重増加
・倦怠感
・息苦しさ
・高血圧

西洋医学では、腎臓自体の病気が原因のものと、糖尿病などの合併症や薬剤性のものとで区別し、それぞれの原因に応じて治療を施すと言われています。

漢方医学におけるネフローゼ症候群の治療

漢方ではネフローゼ症候群を「腎虚」として捉えることが多いです。
漢方の五臓(肝、心、脾、肺、腎)の中で、腎は生命エネルギーを司る重要な臓器とされていますが、腎機能が低下し、体内の水分バランスやエネルギーの調整がうまくいかなくなることでむくみや疲労感、免疫力低下などの様々な症状を引き起こします。
また「瘀血(おけつ)」や「水毒(すいどく)」といった循環の低下もネフローゼ症候群の悪化に繋がると考えられています。

これらの病態は、単独で起きる場合もあれば複数のものが複雑に絡み合って生じる場合もあるため、お一人おひとりのご体質に合わせて漢方をおつくりし、継続して服用する事でネフローゼ症候群の体質を根本から治療する事が可能となります。

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