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過換気症候群

過換気症候群とは?

過換気症候群とは、強い不安や緊張、パニックなどにより息を激しく吸ったり吐いたりする状態になり、血中の二酸化炭素濃度が低くなることで息苦しさ、手足のしびれ、めまい、動悸、痙攣など様々な症状が出てくる疾患です。数時間で症状は改善しますが、過去になった経験から同じような状況になると不安からさらに強く症状が出てしまうこともあります。
症状が出た際にはゆっくりと落ち着いて呼吸することで徐々に症状は改善しますが、繰り返してしまう場合には、症状に合わせて抗不安薬や抗うつ薬を用いた薬物療法が行われています。

漢方医学における過換気症候群の治療

漢方医学では、主に気鬱(きうつ:気の巡りが悪く滞った状態)や気逆(きぎゃく:通常の気の流れに逆らって上方向へ突き上げている状態)といった体質が関係していることが多く、不安や緊張を和らげるような生薬を用います。この他にも、気虚(ききょ:気力の低下、気力の元となる栄養がとれない状態)や血虚(けっきょ:貧血、血が足りていない状態)といった体質により新陳代謝が悪く、疲れやすい、ストレスを感じやすいため、症状が悪化しやすくなっているケースもあります。

お客様お一人お一人その原因、体質は様々なので、しっかりと漢方的診断を行いその方に合わせた漢方調合を提案していきます。
まずは一度、お気軽にご相談ください。

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