予約・注文
FAQ
お問い合わせ

逆流性食道炎

逆流性食道炎とは?

逆流性食道炎は、胃の中の胃酸や食物が食道に逆流し、食道の粘膜に炎症を引き起こす病気です。通常、食道と胃の間にある下部食道括約筋と呼ばれる筋肉によって胃酸の逆流が防がれていますが、この筋肉がうまく機能しない場合に逆流が起こるとされています。
主な症状は以下の通りです。

・胸焼け
・呑酸
・胸痛
・喉の違和感、かすれ声
・慢性的な咳

食生活の乱れ、ストレス、肥満、猫背や前かがみといった姿勢の悪さなど、日常生活の動作の中にも逆流性食道炎を引き起こす原因があります。したがって、生活習慣の見直しが非常に重要です。

漢方医学における逆流性食道炎の治療

漢方では、逆流性食道炎は「脾胃虚弱」として理解されることが多いです。ここでの脾胃とは広く消化器系を指し、その機能が低下することで胃の内容物が逆流しやすくなる状態を意味します。
また、「痰湿(たんしつ)」と呼ばれる状態も逆流性食道炎を悪化させる要因とされています。痰湿とは、消化機能の低下や代謝の乱れが原因で、体内に余分な水分や老廃物が溜まり、粘性のある痰飲や湿気が体内に蓄積される状態を指します。

これらの病態は、単独で生じる場合もあれば、複数の要因が複雑に絡み合って起こることもあります。そのため、お一人おひとりの体質に合わせた漢方をおつくりし、継続して服用することで、逆流性食道炎の根本的な治療が可能です。

PAGE TOP