今回は「咳」の方の症例報告をします。
(※プライバシーに配慮し、一部の情報を変更しております)
ご相談者は20代女性です。
【症状と経緯】
1年前から頻度が増し、主に仕事中や夜に出やすい。
長いと5分くらい持続するような強い咳が出る。
また、咳をする際にのぼせるような感覚で頭に熱が昇ってくる事がある。
その他、咳の後に嘔吐する事あり。
【体質】
心配事があると眠れなくなる。
考え事をすると胸騒ぎがする。おちつかない。
舌候はやや湿潤傾向で微白苔あり。また、舌先が赤い。舌下静脈の怒張はかなり目立っている。
【実際の提案と経過】
肺に熱がこもる「肺熱」の状態にある事が原因と考え、柴胡(さいこ)と黄芩(おうごん)などの胸部の熱を改善する生薬類を調合しました。
服用後1ヶ月を経過した際には咳が止まり、2ヶ月後には吐き気もなくなったそうです。
3ヶ月後には胸騒ぎもなくなり、咳で苦しんだ日々から解放され、安堵していました。
漢方治療を開始して6ヶ月が経過した頃、当初悩んでいた症状は全てなくなり、舌先の色も綺麗なピンク色になった事を確認し、無事卒業されました。(報告おわり)
伝統漢方火の鳥ではお客様一人ひとりの体質や症状に合った漢方薬をオーダーメイドで調合しております。
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