火の鳥近くの高幡不動尊では1月28日(火)に「だるま市」が開催されます。この市では大小さまざまなだるまが並び、多くの人々でにぎわいます。だるまは、願い事を叶える縁起物として親しまれていますが、その形や使い方には、長い歴史や深い意味が込められています。今回は、だるまの魅力と健康につながるヒントを気軽にご紹介します。
■だるまの歴史と象徴
だるまの起源は、禅宗の開祖・達磨大師(だるまたいし)に遡ります。達磨大師は、長い座禅修行により「不屈の精神」を象徴する人物として知られています。だるまの独特な形状も、この精神が反映されたものです。「七転び八起き」を体現するだるまは、困難に負けず目標に向かう強い意志を表し、片目を描いて願いを込め、叶った際にもう片方を描き足すことで、その達成を喜ぶ習慣が根付いています。
■だるまと健康のつながり
だるまの丸い形や転んでも起き上がる性質は、東洋医学で大切にされる「心身の調和」を連想させます。東洋医学では、身体と心のバランスを保つことが健康の基盤と考えられています。医療を語る上で欠かせない「自然治癒力」にも通じる気がします。だるまの姿は、どんな困難にも動じない心の強さや、前向きに乗り越える力を象徴しており、ストレス社会に生きる現代人にとっても大切な教訓を与えてくれます。
■だるまを活かした目標づくり
だるまは願い事だけでなく、健康目標の設定にも活用できます。例えば、「毎朝ストレッチをする」「一日30分歩く」などの具体的な目標を、だるまに込めてみてはいかがでしょうか。目に見える形で目標を設定することで、日々の意識が自然と高まり、モチベーションを保ちやすくなりますよ!
おわりに
だるま市は、伝統文化を楽しむだけでなく、新しい目標や健康習慣を始めるきっかけを与えてくれます。だるまに願いを込め、その姿を目にするたびに自分の進む道を思い出すことができるでしょう。この機会にだるまを手に取って、新しい習慣の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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