今回は「坐骨神経痛」の方の症例報告をします。
(※プライバシーに配慮し、一部の情報を変更しております)
ご相談者は50代女性です。
【症状と経緯】
・繰り返し発症していて手術を勧められているが断っている。
・普段なら整体やマッサージに行けば徐々に改善するが、今回は1年経っても治らない。
【体質】
・喉や口腔内が渇き、2~3L/日水分を摂る。
・1日2回排便するが、泥状便がほとんど。
・寒がりで冷房が苦手。
・舌候はやや湿潤傾向で微白苔あり。舌下静脈は少し目立つ程度。
【実際の提案と経過】
水分の摂り過ぎによって体内が冷えてしまい、「血の巡り」が悪くなった結果生じている「水毒」と「瘀血(おけつ)」が併存した体質に原因があると考え、沢瀉(たくしゃ)や当帰(とうき)をはじめとした水毒と瘀血を改善する生薬類を調合しました。
2ヶ月が経過した頃から徐々に痛みが軽減され、4ヶ月が経過した頃にはちょっとした動作で痛みが強く出るといった事はなくなったそうです。
6ヶ月が経過した後に坐骨神経痛はほとんど無くなり、その他不調の治療も並行したいとの事で漢方治療を現在も継続しています。(報告おわり)
伝統漢方火の鳥ではお客様一人ひとりの体質や症状に合った漢方薬をオーダーメイドで調合しております。
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