不妊症とは?
不妊症とは一般的に、結婚してから1年間、避妊をせずに夫婦が子どもを作ろうとしても妊娠しない状態のことを指します。原因は女性側にも男性側にもあり、ホルモンの問題や卵子や精子の状態、子宮や卵巣の病気などが考えられますが、排卵障害が15~25%を占めています。不妊症は、誰にでも起こる可能性があり、治療を受けることで妊娠できる場合も多いです。
漢方医学における不妊症の治療
様々な条件が整ったときに妊娠は成立します。漢方的問診により、卵子を排出するための卵巣、卵子の正常な成熟、精子の正常な成熟、受精卵を育てるための子宮、受精卵の正常な成熟など様々な過程における妊娠を妨げている原因(病毒)を見つけ出し、病毒を駆逐します。妊娠を妨げる原因としてはさまざまあり、男女それぞれ、瘀血(過剰ないし不要な物質の存在の影響で流動性が低下した血液)、自律神経の乱れ(ホルモンバランスの乱れ)や水毒(体内に停滞した水分)や気虚体質(胃腸の虚弱)などが考えられます。妊娠のために服用する漢方薬を妊娠中にも服用することで、より安定した出産を迎えることができます。
- 【症例報告】不妊症の改善例今回は「不妊治療」の方の症例報告をします。(※プライバシーに配慮し、一部の情報を変更しております) ご相談者は40代女性です。 【症状と経緯】1人目の出産に向けて2年程別の所で漢方を飲みながら妊活を行っているが中々授かれ […]