今回は「膀胱炎」の方の症例報告をします。
(※プライバシーに配慮し、一部の情報を変更しております)
ご相談者は40代女性です。
【症状と経緯】
数年前から疲れると膀胱炎になりやすく、微熱が2年ほど続いた。
熱がこもると尿意切迫感や残尿感、シクシクとした痛みあり。
尿検査で血尿が確認された事もあり。
抗生物質などを使わず、自然治癒力を高めて治したいとの思いで来店。
【体質】
便は1日1、2回出ているが、やや下痢傾向。
のぼせやすく、下半身は冷えやすい。
かつてはかなり酒を飲んでいた。
舌候はやや乾燥で胖大・白苔あり。舌裏の血管は青みが少し見える程度の目立ち具合。
【実際の提案と経過】
肝の機能異常により自律神経が過緊張状態にあることが原因と考え、柴胡(さいこ)をはじめとした自律神経の調整機能を改善する生薬類を調合しました。
服用を開始して3ヶ月を経過した頃には残尿感がなくなり、のぼせ感もなくなったとの事です。
これらの症状がなくなった事で日々感じていたストレスも減ったそうで、元気に過せる日が増えていったそうです。
漢方治療を開始してから2年半経過した現在も健康維持目的で継続されていますが、膀胱炎は一度も再発していません。(報告おわり)
伝統漢方火の鳥ではお客様一人ひとりの体質や症状に合った漢方薬をオーダーメイドで調合しております。
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