冬は一年の中で最もエネルギーを蓄える季節。
東洋医学では「冬は腎を養う」といわれ、生命の根を支える「腎」の働きを守ることが大切です。また、寒さで胃腸(脾)の働きも低下しやすいため、温かく消化のよい食事で内側から整えることが養生の基本となります。
旬の根菜が体を支える理由
冬に旬を迎える根菜類――れんこん、ごぼう、大根、にんじん、里芋などは、地中でじっくり育つためエネルギーを内にためる力が強く、体を芯から温めます。これらの食材は「気」を補い、「脾胃(消化器)」を助ける働きもあるため、寒い季節の食卓に欠かせません。
家庭でできる簡単薬膳スープのレシピ
〈材料(2~3人分)〉
れんこん1節、ごぼう1/2本、にんじん1本、大豆(水煮)1/2カップ、しいたけ2枚、生姜1片、昆布だし500ml、塩少々、しょうゆ少々。
〈作り方〉
- 野菜を一口大に切り、鍋にすべて入れる。
- 昆布だしを加え、弱火で20〜30分じっくり煮る。
- 最後に塩としょうゆで味を整える。
シンプルながら、根菜と豆の甘みがじんわり広がる優しい味わいです。
冷えが強い日は、しょうがを多めに入れたり、黒ごまや白ねぎをトッピングすると、体をより温めてくれます。
食べ方の工夫でさらに効果アップ
薬膳の考え方では、「冷たいものを避け、温かい状態で食べる」ことが大切です。温かいスープを時間をかけていただくことで、胃腸がゆるみ、気血の巡りがよくなります。
また、朝食に温かいスープを取り入れると、一日の代謝が上がり、冷えを感じにくくなります。
体を温める食卓が、冬の養生になる
「腎」を守るとは、体の根っこを守ること。無理な刺激よりも、日々の食卓の温かさが心身を整えます。
根菜を中心に、豆やきのこ、黒米などの“地のもの”をゆっくり味わう――それが冬の薬膳の基本です。
寒さに負けない体づくりは、毎日の食事から。今日の夕食を、体の芯から温まる「薬膳スープ」にしてみませんか。
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