白内障
白内障(はくないしょう)は、目のレンズ部分である水晶体が濁る病気です。これにより、視界がぼやけたり、かすんだりして、物が見えにくくなります。白内障は年齢とともに進行しやすいですが、外傷や病気が原因になることもあります。治療には、濁った水晶体を取り除いて人工のレンズを入れる手術治療が一般的ですが、進行初期のものは漢方薬で対応することもできます。
漢方医学における白内障の治療
加齢や糖尿病により、変性した目の水晶体タンパク質に対して、血流を改善させることで視力の改善を図ります。体内を巡る血液が目までしっかりと届くようにしたり、血を生み出す力をサポートする生薬を用いて治療します。