尋常性白斑とは?
尋常性白斑とは、皮膚にあるメラノサイト(色素細胞)が何らかの原因で減少、消失し皮膚の色が白く抜けてしまう皮膚疾患です。メラノサイトは紫外線から皮膚を守るためにメラニン色素を産生しますが、これが皮膚の色のもととなっています。
発症には精神的ストレスや自己免疫異常、薬剤、遺伝子などが関係しているといわれていますが、はっきりと原因はわかっていません。
西洋医学では、ステロイドの外用や免疫抑制剤の外用といった薬物治療、紫外線療法などが行われています。
漢方医学における尋常性白斑の治療
漢方医学では、血虚(けっきょ:貧血、血が足りていない状態)体質や瘀血(おけつ:血の巡りの悪いもの)体質が関係していると考えます。皮膚の血行をよくすることで栄養状態を改善、また内臓の新陳代謝を整え身体の老廃物排出を促すことで皮膚のターンオーバーを整えます。他にも、精神的ストレスや自律神経の乱れが関係している場合には、それらに対応する生薬を用いて治療します。
このようにお客様お一人お一人その原因、体質は様々なので、しっかりと漢方的診断を行いその方に合わせた漢方調合を提案していきます。
まずは一度、お気軽にご相談ください。