関節リウマチとは?
関節リウマチは、自己免疫の異常により関節に炎症が起こり、痛みや腫れを引き起こす病気です。正確な原因は不明ですが、遺伝的要因や環境的要因が組み合わさって発症すると言われています。主な症状は以下の通りです。
・関節の痛みと腫れ
・関節のこわばり
・関節の変形
特に手の指や手首、足の指の関節に多く見られます。関節のこわばりが朝起きた時に特に感じやすいというのも特徴的です。
漢方医学における関節リウマチの治療
漢方では関節リウマチを「痺証(ひしょう)」と呼んでいます。痺証とは、体内の「気」「血」「水」の流れが滞り、関節や筋肉に痛みやしびれが生じる状態を指します。この気血水の流れの滞りを引き起こす原因として、風、寒、湿、熱の4つの邪気が関与していると言われています。これらの邪気が体内に侵入する事で関節の痛みや腫れ、こわばり、炎症などを引き起こします。
これらの病態は、単独で起きる場合もあれば複数のものが複雑に絡み合って生じる場合もあるため、お一人おひとりのご体質に合わせて漢方をおつくりし、継続して服用する事で関節リウマチの体質を根本から治療する事が可能となります。
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